前代未聞の映画ショー『プリミ恥部な世界』、初の連続興行開始@大阪 シネ・ヌーヴォ

05.30.2010 · Posted in domestic, news, tweet

映画監督・平岡香純と、音楽家・プリミ恥部こと白井剛史、日本のNEW UNDERGROUND CULTURE SCENEを耕すふたりによる前代未聞の映画体験ショー『プリミ恥部な世界』が、昨5/29(土)より、大阪・九条のシネ・ヌーヴォではじまった。連日ゲスト有:5/30(日)倉持政晴他/6/1(火)工藤冬里、飯野弥生/6/2(水)ピカチュウ/6/3(木) DODDODO/6/4(金)梅田哲也/5/29(土)・31(月)も舞台挨拶有。ゲスト詳細はこちら

『プリミ恥部な世界』は、白井の音楽に対して、聴き手でもある平岡がコミットして映像を配し、映像と音楽が合体したものを作った。次に、観客がコミットすることで作りあげていくもの。スクリーンで見るだけでなく劇場全体と共鳴した成長を目論む映像プロジェクト。2009年以来、全国50拠点で発表するたびに、待望された連続興行が実現した形だ。

商店街(アーケード)を抜けたら戦争がおこるとおもいこんでいるピアノ弾きの少年と花売り娘と神様のある愛の秘密の詩。この映画の中の既に記録されている工藤冬里や石橋英子によるピアノ演奏と、プリミ恥部と平岡香純による生演奏と歌が重なり合い、時には沈黙しながら映画は進行し、物語は結末へと向かっていく。

平岡は、ロッテルダム国際映画祭正式出品、調布短編映画祭グランプリ受賞の原色奇天烈映画『落書き色街』が注目を集める、大阪を拠点に活動する映画監督・ピアノ・ドラム・ポールダンサー。白井は、自動書記『樹ピター』や、プリミ恥部として1stアルバム『シュペルヴィエル』などを使って表現を続けるユニバーサルラブメッセンジャー。平岡と白井のふたりによる他の活動として、チャットモンチーのPV『春夏秋』などがある。

『プリミ恥部な世界』予告2