話題沸騰の『啄む嘴』各地での上映詳細!大阪、京都、横川は監督舞台挨拶も決定!
2月24日(金)から上映再開します!
大阪、京都、横川は監督舞台挨拶!
[2023.2.8 マコトヤ発信]
昨年末の池袋シネマ・ロサでのレイトショーで話題をさらった新鋭監督・渡邉安悟の最新中編『啄む嘴(ついばむくちばし)』(配給:マコトヤ)の各地での公開と監督舞台挨拶も決定しました。※すべて敬称略
『啄む嘴』各地での上映スケジュール
2023年2月24日(金)より 広島:横川シネマ ※監督舞台挨拶→ 2/24初日
2023年2月24日(金)より 京都:京都みなみ会館 ※監督舞台挨拶→ 2/25・2/26 2023年2月25日(土)より 大阪:シアターセブン ※監督舞台挨拶→ 2/25初日・2/26
2023年春 神奈川:横浜シネマ・ジャック&ベティ
2023年春 愛知:シネマスコーレ
2023年春 兵庫:元町映画館
誰のなかにもある多重人格性をめぐるサスペンススリラー。
人間は誰しも多様な人格を内包している。誠実と無慈悲も、残酷と軽快も共存するばかりか、多種多様な悪魔と天使が一人の人間のなかで所構わず成長する。そして現代社会は、増殖した多重人格性を無自覚に量産し改変していくことで発展を続けている。その結果私たちは「個」のバリアで武装し「他」を跳ね除け何も言えなくさせる術を身につけ始めたのだろう。モチーフとなった南米の熱帯雨林に生息する大型の鳥類《オオハシ》はそんな排他的な現代における人間性の暗喩である。
稀代の映像作家・渡邉安悟監督最新中編。
恐怖に放置し、共有を拒否するアンチ日本映画的手法で作られた本作は、初長編劇映画である荒唐無稽な青春ドラマ『ドブ川番外地』(注目すべき日本映画3選)、東京藝大卒業制作でもあるハードボイルドなブロマンス長編二作目『獰猛』の渡邉安悟が監督。男を映してきた渡邉が初めて女を使って挑む現代人の内面世界を映す中編最新作。稀代の映像作家・日本映画の若き救世主による『リング』『呪怨』『回路』に連なる新たなJホラーが誕生する!
絶対にダメです。あれに見つかるのだけは何があっても…絶対にダメです。
中島栞は謎の男から逃げている。 逃げた先は物流倉庫。そこで勤務していた矢崎舞衣に助けられ、2人は共に行動することに。忍び寄る男の影に苛まれながら 中島は母親殺しについて語りだす。車や階段、スマートフォンやブラウン管テレビなど無機質な対象が迫りくる。隠していたものが炙り出され、数珠繋ぎのがんじがらめ。逃げ出したい、けど逃げられない逃げたくない。がんじがらめがなくなったら私は私を失ってしまうから。
絶賛コメントとレビューを寄せてくれた各界著名人。
※コメントは映画公式サイト、レビューは掲載媒体をご覧ください
監督→ 黒沢清、阪本順治、諏訪敦彦、筒井武文、矢崎仁司、清水崇(イベント)。若手監督→ 河野宏紀、梅村和史、深田隆之(イベント)。映画評論家→ 森直人(活弁シネマ倶楽部でも)、松崎健夫、高橋諭治(毎日新聞紙上)、Matteo Boscarol(SONATINE)。俳優→ 冨家ノリマサ、入江崇史。他→ アダム・トレル(映画プロデューサー)、柳下雄太(ジャーナリスト)、洋介犬(ホラー・風刺漫画家)、菊井崇史(詩人・文筆家/映画芸術2023/2月号 1/30発売誌上)。
CAST 吉見茉莉奈 間瀬永実子 豊田記央 國枝新 詩歩 福地展成 若林秀敏 小野美花 大和やち ほか
STAFF 監督・編集・共同脚本: 渡邉安悟 共同脚本: 深井戸睡睡 プロデューサー・衣装: 山岸佑哉 撮影: 中條航 照明: 大迫秀仁 録音: 酒井朝子 美術: 畠智哉 メイク: 藤原玲子、石松英恵 特殊メイク: 齊下幹 整音: 佐藤恵太 助監督: 菊池諒 制作: 香西怜 文化庁「ARTS for the future! 」補助対象事業 制作プロダクション・製作: 我がまま 配給: マコトヤ
SPEC 2022年/日本/DCP 24P/カラー/ヨーロピアンビスタ 1:1.66/モノラル/52分/映倫G 28056/© WAGAMAMA FILM | ASATO WATANABE