日本は狭い、世界に飛びだせ！を実践しようとする才能を応援するマコトヤプロジェクト最新版vol.2として「監督 内田伸輝×撮影 斎藤文 特集上映／AYA & NOB Special」（配給：マコトヤ／共同企画：シネマ・ロサ）の詳細が決定しました。

ハードワークな映画業界への女性スタッフの進出が目覚しい。デジタル撮影への移行だけでなく、強靭な腹筋・タフな精神・温和な対人・繊細な観察を必要とされる撮影は女性向けの職業かもしれません。東京フィルメックス最優秀作品賞受賞『ふゆの獣』でBカメを担当して以来、若手監督の映画を撮影するスチール出身の女性撮影監督・斎藤文から、内田伸輝を中心に日本の自主映画界を紐解く特集上映です。

◼︎ 監督 内田伸輝×撮影 斎藤文 特集上映：全11作品
内田初監督・撮影の『えてがみ』から斎藤の舐めるカメラが際立つ最新作『ぼくらの亡命』まで内田監督長編４作品。斎藤が撮影監督・内田が監督のENBUゼミナールやバウムアンドクーヘンなど俳優WSや、ミュージックビデオなどの作品。斎藤・撮影監督作品として参加、監督・新谷寛行を世に出した初短編『カミソリ』に加えて、注目の女性監督・阿部綾織が単独で初監督した長編『52ヘルツの鯨』を先行有料試写扱いで劇場初特別上映。

◼︎ 池袋シネマ・ロサ　10作品→ 11/24(土)～11/30(金)
◼︎ 大阪シアターセブン　6作品→12/1(土)～12/7(金)
両劇場とも前売1200円均一・イベント予定有
◼︎ 青山シアター　4作品→11/24(土)～12/7(金)
一作品1300円、4作品2500円

　　　　　特設サイト

 
監督だけが注目される事の多い自主映画を別側面から見てみる時期にきた。今年2月17日より始まった池袋シネマ・ロサのインディーズ映画週替わり上映企画《 インディーズ・フィルム・ショウ 》編成・勝村俊之と、カンヌ・グランプリ受賞のナン二・モレッティやベネチア映画祭常連かつ受賞の塚本晋也ら世界的規模の自主映画にかかわってきたマコトヤ代表・日下部圭子の、少し視点を変えた映画の楽しみ方の提案です。