金子雅和監督『アルビノの木』ポルトガルで三冠受賞(最優秀長編劇映画・監督・撮影)の快挙!9月と11月に長野県上映! The Albino’s Trees won BEST FEATURE FILM, BEST DIRECTOR and BEST PICTURE – Figueira Film Art 2017
自然と人間の関係を真摯に見つめる金子雅和監督作品『アルビノの木』
フィゲイラ・フィルム・アート2017で日本映画初&三冠受賞の快挙!!
最優秀長編劇映画、最優秀監督、最優秀撮影
The Albino’s Trees won BEST FEATURE FILM, BEST DIRECTOR and BEST PICTURE
– Figueira Film Art 2017
9/23-24 ロケ地須坂初上映会、11/18 うえだ城下町映画祭 決定!
[2017.9.4発信] 本日早朝の現地から通知を受け取りました。
昨年7月にテアトル新宿で緊急レイトを皮切りに各地順次公開中の『アルビノの木』(監督:金子雅和/配給:マコトヤ)が、ポルトガルのリゾート地、フィゲイラ・ダ・フォズで開催された国際映画祭、フィゲイラ・フィルム・アート2017(2017年8月28日 – 9月3日)で、最優秀長編劇映画、最優秀監督、最優秀撮影の三冠受賞、そして本映画祭で初の日本映画受賞の、快挙です。
フィゲイラ・フィルム・アート2017は、世界23ヶ国からの67作品を上映、メインコンペティションとなる長編劇映画部門は10ヶ国15作品で競われた。本映画祭は、ヨーロッパ有数のポルトガルのリゾート地、フィゲイラ・ダ・フォズで1972年より2002年まで、10年の休止を経て、2014年待望の再開となった。本年は新生4回目となる。
審査委員長アンドレージ・コワルツキ氏のコメント。
「『アルビノの木』は、ある地域の観光に被害を与える一方で別の地域社会では尊敬されている「珍しい白鹿」を殺すことで大きな報酬を得る契約を受け入れた猟師の、倫理的ジレンマを伝える」。
日本で受賞を知った金子雅和監督が送ったビデオメッセージ。
「素晴らしい賞を3つも頂き、心から光栄です。私はこの映画の最終仕上げを考慮している時、仮編集版を見た友人の薦めがあり、ポルトガルの偉大な巨匠、マノエル・ド・オリヴェイラ監督の作品を見直し、大きな指針を得ました。ですので、ポルトガルでの受賞には非常に大きな意味があり、審査員の皆さまのご判断に深く感謝いたします。今回、ポルトガルに行けなかったことは非常に残念ですが、将来新しい作品で再び、フィゲイラ・ダ・フォズを訪れます。ありがとうございました」。
ロケ地となった長野県の燃焼もとどまらず。
■9月23日(土)~24日(日)長野・ロケ地須坂初上映 9/23シルキー第一ホール、9/24メセナ小ホール。主要ロケ地&撮影ハブとなった須坂市での初上映記事 須坂ニュース ヤフー/産経新聞
■11月18日(土)長野・上田文化会館
第21回うえだ城下町映画祭映画祭(11月18日-19日)初日プログラム「信州ゆかりの若手監督作品」
【アルビノの木】 村人が大切にしてきた白い鹿を撃つために、 ひとりの若者が、山に入っていく。 害獣駆除会社で働くユクの元に、多額の報酬の仕事の依頼が舞い込む。山間の村で「白鹿様」と言われる珍しい鹿を 秘密裏に撃つこと。害のない動物を殺すことに仄かな疑問を抱えつつもユクは村に向かう。病床の母のために、人々 が大切に思っている命を奪うこととは…。東京で生まれ育った38歳の金子雅和が、自然と人間の関係性に対する疑問を集約させ見事に映像化。 北京国際映画祭正式出品ほか映画祭受賞多数。松岡龍平 東加奈子 福地祐介 増田修一朗 尾崎愛 細井学 松蔭浩之 松永麻里 山口智恵 山田キヌヲ 長谷川初範
[2016/日本/16:9/HD上映/5.1ch&2.0ch/カラー/86分/©kinone/製作:kinone /配給:マコトヤ/albinonoki.com]