映画『アルビノの木』コルカタ国際文化映画祭長編劇映画2016年12月度最優秀作品選出!

01.13.2017 · Posted in domestic, movies, news, tweet, world, world sales

自然と人間の関係を真摯に見つめる金子雅和監督作品

『アルビノの木』  

コルカタ国際文化映画祭長編劇映画2016年12月度最優秀作品選出!

The Albino’s Trees won BEST NARRATIVE FEATURE,
FILMS OF THE MONTH December 2016 

– Calcutta International Cult Film Festival 2017

1月21日(土)より中洲大洋劇場で公開

[2017.1.12発信]
昨年7月にテアトル新宿で緊急レイトを皮切りに各地順次公開中の『アルビノの木』(監督:金子雅和/配給:マコトヤ)が、コルカタ国際文化映画祭(Calcutta International Cult Film Festival)の2016年12月度長編劇映画最優秀作品賞(Best Narrative Feature, Films of December 2016) を受賞したのでお知らせします。

コルカタ国際文化映画祭(インド)
応募作品の中から毎月部門ごとにベストフィルムを選出し、一年のベスト・オブ・ベストに金狐賞を授与するというユニークなアプローチで注目を集める映画祭。インド製娯楽映画が主流のインドに海外のアート系作品を紹介しようと、コルカタの映像総合会社HUMAN LAB CORPORATIONがはじめた。

日本で受賞知った金子雅和監督のコメント。
「20才の時、3週間後の帰国だけ決めて訪れたインド貧乏旅行の最初の地がコルカタでした。8mmカメラを手に歩き回ったコルカタは、若い心に強烈なインパクトを残し、私の創作の根幹として存在しています。本映画祭での受賞に不思議な縁を感じるとともに、今後の創作にあたっても大きな励みとなるに違いありません。ほんとうに嬉しいです」。

1月21日(土)~27日(金)福岡・中洲大洋映画劇場にて上映
2016年7月テアトル新宿で緊急公開以降、名古屋、秋田、下関など順次全国上映中。1/21(土)から福岡・中洲大洋に続いて、横浜、広島、長野など上映日程調整中。

【アルビノの木】村人が大切にしてきた白い鹿を撃つために、 農作物を荒らす害獣駆除に従事しているひとりの若者が、山に入っていく。 害獣駆除会社で働くユクの元に、多額の報酬の仕事の依頼が舞い込む。山間の村で「白鹿様」と言われる珍しい鹿を 秘密裏に撃つこと。害のない動物を殺すことに仄かな疑問を抱えつつもユクは村に向かう。病床の母のために、人々 が大切に思っている命を奪うこととは…。自然体系が破壊され、動物がエサを求めて人里に下りてくる。彼らを私たちは「害獣」と呼ぶ。話題の害獣駆除に携わる若者の苦悩を描いた本作は、大きな自然に小っぽけなエゴイズムだけでしか対峙できない現代日本社会の記録でもある。 監督は金子雅和。東京で生まれ育った38歳。長編2作目となる本作で、自然と人間の関係性に対する疑問を集約させ見事に映像化 した。 北京国際映画祭正式上映作品。

松岡龍平 東加奈子 福地祐介 増田修一朗 尾崎愛 細井学 松蔭浩之 松永麻里 山口智恵 山田キヌヲ 長谷川初範

[2016/日本/16:9/HD上映/5.1ch&2.0ch/カラー/86分/©kinone/製作:kinone /配給:マコトヤ/albinonoki.com]

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