『ワンダー・フル!!』の水江未来監督最新作『WONDER』が第64回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品決定! Mirai Mizue’s latest movie “WONDER” will attend in Internationale Filmfestspiele Berilin 2014 – short film competitive section

01.14.2014 · Posted in domestic, news, tweet, world

2月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて都内独占ロードショー!
噂のノンナラティブ・アニメーションムービー 『ワンダー・フル!!』

水江未来監督最新作『WONDER』が第64回ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式上映!

『ワンダー・フル!!』はテアトル梅田、京都シネマ、神戸アートビレッジセンター他でも公開決定!

伝説の『変態アニメーションナイト2014』連続上映をはじめ、公開記念イベントも開催決定中!

 

水江未来監督作品『ワンダー・フル!!』(配給:マコトヤ+CALF)を構成する、水江未来監督最新作『WONDER』が、第64回ベルリン国際映画祭(2014年2月6日 – 2月16日/ドイツ)短編コンペティション部門で正式上映されることが、本1月13日記者発表されたのでお知らせします(日本時間1/13 23:20)。カンヌ、ベネチアと並び世界三大映画祭にあって最も前衛的とされる映画祭。今回の短編コンペティションのタイトルは“NOAH IS A WOMAN; AND THE DARKROOM, A CINEMA「哀悼や死の要素が充満していて、内面の風景を映し出す感のあるプログラム」”、3500を超える応募数から選ばれた21カ国25作品(うち日本からの出品は本作含む2作品)で競われる。ベルリン映画祭での『WONDER』上映は、2011年ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペ部門『MODERN No.2』に続く、水江未来監督作品二作品連続世界三大映画祭コンペの快挙となります。

 

監督最新作『WONDER』の出品が決まった水江未来監督のコメント。

とても嬉しく、同時に身の引き締まる思いです。日本でアヴァンギャルドといわれる僕の作品がベルリン映画祭でどう迎えられるのか、ワクワクします。

 

公開記念イベント、ヒューマントラストシネマ渋谷にて、開催決定中!

■上映『変態アニメーションナイト2014』2月15日(土)~2月21日(金)

2010年夏にスタートし各地で満員御礼を記録してきた、世界の奇妙な味わいの短編アニメーションを集めた特集上映。今回は、ピーター・ミラード監督最新作ワールド・プレミアも含む怒濤の11作品。

■展示『水江未来イラストレーション展』~2月28日(金)まで開催

「ブレーキ」(山田悠介著)表紙、筒井康隆文庫挿画などイラストレーターとしても活動する水江未来が描く、繊細かつ恐怖に満ちたモノクローム作品を14点展示。展示内容は日を追って様変わりさせていく予定。

■パフォーマンス『マネキン・ライブペインティング』随時開催

公衆の面前でのみ進行させていくという水江未来のアートパフォーマンスは、細胞を描き込んで、マネキンに生命を吹き込んでいくというもの。

■他続々企画中

 

公開劇場(今後も決定次第、公式サイトにて発表)

2月22日(土)より 【東京】 ヒューマントラストシネマ渋谷

4月 【大阪】 テアトル梅田

4月【京都】京都シネマ

春 【兵庫】 神戸アートビレッジセンター

春 【神奈川】 横浜シネマ・ジャック&ベティ             他順次全国

 

噂のノンナラティブ・アニメーションムービー『ワンダー・フル!!』とは 

2011年に『MODERN No.2』がベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式上映、翌年にはアヌシー国際アニメーション映画祭で最優秀映像音楽賞を日本人初受賞など、世界32カ国、200以上の映画祭がこぞって上映!映画、アート、実写、アニメの枠を超え、いま世界がもっとも熱い視線をそそぐ日本人アニメーション作家・水江未来。水江のスタイルは、ストーリーで頭に理解させるのではなく、身体に浸透し真実を紡ぎだす。スクリーンに小さな生命が踊りだし、映像と音楽のコラボレーションが繰り広げられる。『ワンダー・フル!!』は、そんな水江の作品を一挙に紹介する日本初の試み、ひとりの日本人インディペンデント・アニメーション作家の特集上映が一般劇場でロードショー公開される事は極めて異例。2014年ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門で正式上映が決定&パスカルズが音楽をつけた待望の最新作『WONDER』を含む自選14作品(劇場初は10作品)を、水江は、1本の長編素材としてまとめあげた。国境も性別も年齢も凌駕する、歓喜に満ちた生命のシンフォニーを堪能!噂のノンナラティブ・アニメーションムービーが日本初お目見え! 2013|日本|カラー|デジタル上映|ステレオ|79分|©2014 CALF|配給:マコトヤ+CALF

【水江未来(みずえ・みらい):監督・アニメーター】  1981年東京生まれ。3歳のときに正確な円を描いて周囲を驚かせる。多摩美術大学(グラフィック専攻)卒業。大学在学中の処女作『FANTASTIC CELL』(2003)が文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦と同時に世界デビュー。広島国際アニメーションフェスティバル他国内外の映画祭で選考委員、審査員をつとめる他、イラストレーターとしても活動。多摩美術大学非常勤講師もつとめる。