内田伸輝監督『ふゆの獣』 韓国 シネマ・デジタル・ソウル映画祭 コンペティション部門 正式上映決定 8月

07.21.2011 · Posted in domestic, news, tweet

内田伸輝監督『ふゆの獣』

韓国 シネマ・デジタル・ソウル映画祭 コンペティション部門

正式上映決定しました。

[2011.7.21 マコトヤ発信]  お世話になっております。

テアトル新宿で上映中の内田伸輝監督『ふゆの獣』(配給:マコトヤ)が、8月17日より23日まで韓国・ソウルのアプクジョン地区で開催される「シネマ・デジタル・ソウル映画祭」のコンペティション部門で上映されることが決定したのでお知らせします(情報提供:東京フィルメックス)。

今回正式上映される「シネマ・デジタル・ソウル映画祭」は、今年で第5回目。デジタル作品のみを上映する映画祭として2007年の創設当初から大きな注目を集め、とりわけ、監督作品3本以内のアジアのデジタル作品を対象とするコンペティション部門から数々のアジア・インディペンデント映画の秀作を紹介してきました。過去には東京フィルメックスで上映された中国のドキュメンタリー映画『最後の木こりたち』、『サバイバル・ソング』(監督はいずれもユー・ガンイー)、NHKアジア・フェスティバルで上映された中国映画『冬休みの情景』(監督:リー・ホンチー)などが最優秀作品賞である「赤いカメレオン賞」を受賞しています。昨年は『美代子阿佐ヶ谷気分』(監督:坪田義史)がコンペティション部門で上映され、国際批評家による「青いカメレオン賞」を受賞しました。

今年のコンペティション部門には15本の映画が選ばれ、最優秀作品賞には2千万韓国ウォン(約150万円)を授与。日本映画では『ふゆの獣』のほか、廣原暁監督作品『世界グッドモーニング!』、チャオ・イエ監督作品『光男の栗』、アジアの著名監督のデジタル作品を上映するパースペクティブ部門では石井裕也監督の『あぜ道のダンディ』も上映されます。今年のオープニング作品は、韓国の巨匠ホン・サンス監督の最新作『北村方向(原題)』。この他、5月のカンヌ映画祭でグランプリを受賞したトルコ映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アナトリア』(監督:ヌーリ・ビルゲ・ジェイラン)、タイのアピチャッポン・ウィーラセタクンら気鋭の映画作家たちが香港で撮影したオムニバス映画『クアトル・ホンコン2』、韓国の鬼才キム・ギヨン監督の幻の作品『屍の箱』(1955)のデジタル復元版などの話題作が上映予定です。

第11回東京フィルメックス最優秀作品賞受賞後、本作は、ロッテルダム国際映画祭2011コンペティション部門、香港国際映画祭2011 、ニッポンコネクション(ドイツ・フランクフルト)、JAPAN CUTS(米国・ニューヨーク)、台北映画祭、サンクトペテルブルグ国際映画フォーラム(ロシア)などで正式上映されてきました。

第5回デジタル・シネマ・ソウル映画祭 DIGITAL CINEMA SEOUL FILM FESTIVAL

【地   域】 韓国・ソウル KOREA

【会   期】 2011/8/17-8/23

【上映日時等】 2011/8/21 20時より CGVアプクジョン2

【上映部門 】 Asian Competitionhttp://cindi.or.kr/en/program/section_info.asp?cd_section=1

テアトル新宿にて公開中!

7/9-22 テアトル梅田、名古屋シネマスコーレ|7/30-京都シネマ、神戸アートビレッジセンター

広島横川シネマ、札幌シアターキノ、フォーラム仙台、新潟シネ・ウインド、シネマテークたかさき、シネマ・イーラ、

伊勢進富座、岡山シネマ・クレール、愛媛シネマルナティック、福岡KBCシネマ、10/1-沖縄・桜坂劇場 他全国続々公開

『ふゆの獣』公開記念トークイベント第二弾 テアトル新宿!

7/27水 「内田映画はなにが面白くてどこが凄いのか」市山尚三 vs 内田伸輝

『ふゆの獣』公開記念 内田伸輝監督特集『えてがみ』『かざあな』上映

7月23日(土)より29日(金) 新宿K’s cinema|8月2日(火)-7日(日) 京都みなみ会館|7/22迄名古屋 他

ふゆの獣 www.loveaddiction.jp