伝説のヤクザ映画『竜二』の海外初上映が決定! A LEGEND "RYUJI" INTERNATIONAL PREMIERE at JAPAN SOCIETY, NY on March 18th

03.03.2011 · Posted in domestic, news, tweet, world

伝説のヤクザ映画『竜二』が、2011318()19:30-より、ニューヨークのジャパン・ソサエティで、下記の通り、35ミリプリント上映(ライブ英字幕)される運びとなりました。

1983年に公開された伝説のヤクザ映画『竜二』が、アメリカの非営利団体ジャパン・ソサエティが主催し、ニューヨークで行われる日本映画特集上映プログラム・グローバス映画シリーズ「極道者シリーズ:最も手強い男たち」の1作品として、海外上映されます。

『竜二』は、幼い娘と妻のために、順調であったヤクザとしての生活を捨てた男・竜二が、堅気の世界になじめず、再びヤクザの世界に戻っていくさまを描いた作品。金子正次主演・脚本、川島透初監督作品。極道の世界を描きながら、派手な暴力描写は登場せず、温かくホロ苦い人間ドラマが描かれる。自主製作作品にもかかわらず、異色のヤクザ映画として高い評価を集め、興行的にも成功を収めた。金子正次は、本作のヒットで、俳優としても脚本家としても一躍注目を集めたが、本作公開直後にガンで急逝。死後も、『チ・ン・ピ・ラ』『ちょうちん』などの金子脚本が映画化されている。

[ABOUT FILM]  竜二 RYUJI 当該頁日本語翻訳は下記

[SCREENING] インターナショナル・プレミア INTERNATIONAL PREMIERE

[DATE&PLACE] 2011318()19:30- MARCH 18, 2011  19:30-

[COORDINATOR]  マコトヤ MAKOTOYA CO.,LTD.

[AS A PART OF] 2011年春 グローバス映画シリーズ「極道者シリーズ:最も手強い男たち』 ジャパン・ソサエティ GLOBUS FILM SERIES ” HARDEST MEN IN TOWN : YAKUZA CHRONICLES OF SIN, SEX & VIOLENCE MARCH 9-19, 2011,  JAPAN SOCIETY – NEW YORK


【極道者シリーズ:最も手強い男たち】 3/9(水) – 3/19(土)。1960年代から2010年の間に公開された所謂ヤクザ映画からの選りすぐりの15作品を収集。『ザ・ヤクザ』にはじまり、本作を含み、『網走番外地 望郷編』など、『仁義なき戦い 代理戦争』など、また『鬼火』『野獣の青春』『極道の妻たち』などなど、『アウトレイジ』でクロージングする金字塔的作品を上映する。英語字幕のない作品については、ジャパン・ソサエティは字幕を制作し、上映時に手作業でスクリーンに投影する方式での字幕付上映(ライブ英字幕)を行う。

【ジャパン・ソサエティ】 日米交流のために1907年に設立された米国の民間非営利団体。さまざまな側面から日本文化を米国に紹介している。

【映画『竜二』について】

ジャパン・ソサエティ『竜二』紹介頁の翻訳→ 『竜二』は1970年代に作られた『仁義なき戦い』『仁義の墓場』以来の数少ない偉大なやくざ映画である。-深作欣二、クリス・D著Outlaw Masters of Japanese Film
『竜二』が普通の映画と異なるのは、死期が迫りつつある中で、大きなスクリーンで個性豊かな役柄を演じることを熱望した若き舞台俳優の生きた証でもあるからです。その俳優の名は金子正次。ヤクザ映画が好きで、映画の脚本も自ら手がけました。それは、肩で風を切る勢いのあった若いヤクザが、妻と娘への愛のために、刑期を終え娑婆に出てきのをきっかけに堅気になることを決心するという話。映画『竜二』は、封切の一週間後に癌で亡くなった主演男優・脚本家、金子正次の力強い演技とは対照的な繊細さが感じられ、まるで主演俳優の死を悼むことがわかっていたかのように、金子の不在をいまだに嘆いているかのようです。アクターズ・スタジオのメソッドを彷彿させるリアリズム(金子は役柄のために実際ヤクザ社会に入り込んだ)と実の娘を含む強力なキャストに支えられ、『竜二』は生まれました。フィルム・ノワールの対極ともいえる光沢と透明感で、『竜二』には愛らしさとつかの間の安穏や、モラルとの葛藤、抑制された映像など、息を呑むような場面があります。この映画の素晴らしさは、人間の残忍さの裏には、絶えることのない弱さや繊細さがあるという、少し茶目っ気のあるしかも寛容な考え方に支えられている点です。『竜二」は、感情に深く訴え、映像表現に迫力があり、しかもはっとするほど優雅に創られており、まるで映画の中に流れる血潮を感じるような気すらします。

あらすじとスペック→ 三東会の花城竜二(金子正次)といえば、新宿界隈ではちょっと名の知れたヤクザだった。闇のルーレット場をアパートの一室に開き舎弟二人に仕切らせ、ヤクザ稼業は順調だった。しかしある日、妻まり子(永島映子)と幼い娘のために堅気の世界に入ること決心し、酒屋で働き始める。平凡で質素な家族との生活に最初は心の安らぎを覚えた竜二だったが・・・。1983年|92分|カラー|35mm|監督・川島透|脚本・鈴木明夫(金子のペンネーム)|出演・金子正次 永島暎子 北公次|©1983 momo.k ※著作権保有者によりコピーライト表記が変わりました。|上映コーディネート:マコトヤ

竜二のセリフ→ 『花の都にあこがれて、飛んできました一羽鳥 ちりめん三尺ぱらりと散って、花の都は大東京です 金波・銀波のネオンの下で、男ばかりがヤクザでもありません 女ばかりが花でもありません 六尺たらずの五尺のからだ、今日もゴロゴロ明日もゴロゴロ、ゴロ寝さまようわたくしにもたった一人のガキがいました そのガキも今は無情にはなればなれ、一人淋しくメリケンアパ-ト暮らしよ 今日も降りますドスの雨、刺せば監獄刺されば地獄 わたくしは本日ここに力尽き引退いたしますがヤクザモンは永遠に不滅です』

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