松本優作初監督&初長編映画『Noise ノイズ』 完成披露試写会舞台挨拶

02.14.2019 · Posted in domestic, movies, news, tweet, world
秋葉原無差別殺傷事件から10年ー。  明日こそ愛を探せるかもしれない。

松本優作初監督&初長編映画『Noise ノイズ』

マスコミ完成披露試写会舞台挨拶=2/12(火)アキバシアター【報告】

東京3/1に続き、大阪・名古屋も初日が決定!

 

[2018.2.13 マコトヤ発信]

映画『Noise ノイズ』(3月1日(金)よりテアトル新宿他、マコトヤ配給、制作プロダクション:vivito、製作:『Noise』製作委員会)のマスコミ向け完成披露試写会が、2/12(火)15:30よりアキバシアターにて行われました。キャスト、スタッフ総勢11名が登壇した上映前の、舞台挨拶登壇者コメント(一部)です。※敬称略
3/1(金)よりテアトル新宿、3/29(金)よりシネ・リーブル梅田、3/30(土)より名古屋のシネマスコーレ、春には京都の出町座、神戸の元町映画館ほか順次全国公開されます。

登壇:篠崎こころ、安城うらら、鈴木宏侑、仁科貴、小橋賢児、布施博、來河侑希、川崎桜、岸建太朗、banvox・音楽プロデューサー、松本優作・監督

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◼︎篠崎こころ・美沙役:初映画で初出演について/第4回富士湖畔の映画祭2018 最優秀主演俳優賞受賞

「右も左も分からない状況でしたが…監督と話し合って、台本を書き換えて、美沙という役がすごく私に近くて演じやすかったです。私の人生を入れてもらった作品、その辺もぜひ観ていただければと思います」

◼︎小橋賢児・リフレ店長役:出演のきっかけについて

「27歳位までやっていた俳優を10年ほど休業して、4000mマイナス20℃のチベット国境の寝袋の中で、三カ月のインド一人旅を終えようとしていたら「役者やりなさい」みたいなの(啓示)が降りて来て1週間後に帰国したら、いきなり「若い監督が映画を撮ろうとしているから出てほしい」…インド帰りでぽっかりスケジュールが空いてもいて、監督と話したら、実体験とか秋葉原とか取材とか、本当にリアリティ・魂を込めて作ろうとしている。心を打たれ、どんな形でもいいから関わりたい、関わらせて頂きたい、と監督に言いました」。

◼︎布施博・理恵の父親役:松本監督について

「しつこいですね。何回も何回もやるから。役者で言ったら桃井かおりぐらい。何回も、納得いくまでやるんですよ。…最近の若い人の中ではいいんじゃないですかね、しつこくて」

◼︎仁科貴・健のアルバイト先・運送会社の所長役:松本組について

「時間も予算も結構限られていると思いますが、ワンカットワンカット必ずチェックして一つでもちょっとイメージと違うと何回でもやってくれるんで。いま、あそこまでこだわって撮れる現場はないもんですから、非常にやりがいは感じておりました」

◼︎banvox・音楽プロデューサー:音楽を作っていった過程と音楽について

「この映画の音楽を作ったのは、マネージャーさえ入れたことのない実家のすごく狭い部屋です。そこに、ただ一人、監督だけ入れて、二人でどういう曲を作ろうと相談していたのですけれど。結局好きなものの話になってお菓子を食べて終わるっていう感じで、その後、スゴい共通点というか似てる面が一杯あって、それを感じたので、だったら僕が好きなように作れば監督に響くだろうと作ってみたら、がっつりハマったみたいで、スゴい嬉しかったです」。「監督から頂いた映画の環境音を加工してそれをさらに音楽にしたり、新しい試みなどをいろんな音楽などでサポートさせて頂きました」

◼︎安城うらら・理恵役:最後に一言

「感じ方がそれぞれ違う作品だと思います。また、色々なことを感じてもらえたらいいなと思っています」

◼︎鈴木宏侑・健役:最後に一言

「監督含めスタッフと役者の方とみんなの想いや熱意が詰まっています。それが伝わればいいなと思っています」

◼︎松本優作・監督:最後に一言

「僕自身が辛い状況に作った映画で、どういう時に見て欲しいかっていうところで、今を苦しんでいる人たちにぜひ見てもらいたいなという想いの強い映画になっていますので、ぜひぜひ見ていただけたらなと思っています」

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松本優作が15歳で体感した二つの解釈不能な状況ー中学時代の親友の自殺と2008年6月8日の秋葉原無差別殺傷事件ーから作った、人類史上最も凄惨な今を生きる世界の若者たちから圧倒的支持を獲得する同時代映画。

【STORY】 事件で母を亡くした少女は、強圧的な無職の父と暮らしながら地下アイドルのライブで歌う。アルバイトで暮らす青年は、母親が借りた闇金からの取立てに家を追われボイスレコーダーに収録した憤りを公衆電話を使って吐きだす。制服のまま少女は、仕事と家庭内介護に疲れた父の家から飛びだす。絶望の中に生きる若者たちと大人たちが見たものとは…。©「Noise」製作委員会

【FILM FESTIVAL】第41回モントリオール世界映画祭1stワールドコンペ部門 |第25回レインダンス映画祭コンペ部門|第19回ハンブルグ日本映画祭|第18回ニッポンコネクション|第12回CAMERA JAPAN|第14回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭|第1回CAMPFIRE映画祭|第4回富士湖畔の映画祭2018 最優秀主演俳優賞受賞ほか

【SPEC】2018|日本|カラー|スコープ|DCP|3.0ch|115分|配給:マコトヤ |公式サイト https://noise-movie.com/