映画『貌斬り KAOKIRI』12月3日(土)公開!新宿K’s cinema、12/10名古屋シネマスコーレ、順次全国公開決定!!

10.20.2016 · Posted in domestic, news, tweet, world

長谷川一夫顔斬り事件。日本映画史上最強のスキャンダルをモチーフに

圧倒的な知識と空前絶後のセリフで押しまくる超重量級エンタテイメント映画。

『シャブ極道』『竜二Forever』の細野辰興監督10作目。

役者やめますか?人間やめますか?

『貌斬り KAOKIRI~戯曲「スタニスラスキー探偵団」より』

12月3日(土)公開!新宿K’s cinema
12/10名古屋シネマスコーレ、順次全国公開決定!

 

細野辰興監督10作目となる『貌斬り KAOKIRI~戯曲「スタニスラフスキー探偵団」より』(配給:マコトヤ)が、12月3日より新宿K’scinemaにてロードショー公開されることが決定したのでお知らせします。

通も唸った。

8月の第41回湯布院映画祭の特別試写部門で上映され、続くシンポジウムでは賞賛の発言が相次ぎ、その夜のパーティに参加したゲストたちは力強い応援の言葉に包まれた。

監督10作目となる細野辰興が初のプロデューサーとしても参加した、多重構造のメタシネマ。

長谷川一夫(林長二郎)顔斬り事件という日本映画史上最強のスキャンダルにインスピレーションを得、映画によって映画という枠を越えようとする壮大な試みとなっている。本作のために、カメラが舞台上にいるという脚本の舞台公演が8回行われた。

映画愛と人間愛に彩られたエンタテインメント映画。

圧倒的な知識と社会批判を空前絶後のセリフに収めて吐き出す俳優たちの演技。映画『貌斬り KAOKIRI』は、監督が作りたい映画を作れない、人が生きたいように生きられない、そんな日本のいまを赤裸々にあぶり出す。細野ならではの、映画愛と人間愛に彩られたエンタテインメント映画である。

人は”あなた”という役を降りることができない。

[STORY]長谷川一夫(林長二郎)顔斬り事件。1937年、美男で評判だった林長二郎がスタジオから帰るところを二枚重ねのカミソリで頬を斬られ、日本中が騒然となった。日本映画史上最強のスキャンダラスな事件。をモチーフにした、

映画の脚本会議が始まった。監督、脚本家、プロデューサーはじめとするスタッフたちは喧喧諤諤。スポンサーが逃げそうだという電話が入り、助監督見習いが遅れて到着し、ウェイトレスは映画愛が充満し、七転八倒。事件のリアルな仮説に至りたいという監督の思い。脚本会議はスタニスラフスキー・メソッドの場へと移っていく…果たして映画化は実現するのか…。という舞台の、

大入り満員の千秋楽。開演間近の楽屋は混乱していた。助監督役の俳優が逃走、主演女優は降板したいと言いはる。「演じることが怖い」と。舞台の幕があがった。果たして舞台は幕を降ろすことができるのか…。

演じる、映画という枠を超えて集まったいま最もおもしろい人間たち

[CAST]草野康太 山田キヌヲ/和田光沙 金子鈴幸 向山智成 森谷勇太 森川千有 南久松真奈 日里麻美 嶋崎靖/佐藤みゆき 畑中葉子 木下ほうか [STAFF]脚本・監督:細野辰興 撮影:道川昭如 舞台照明:伊藤侑貴 照明:荒井保 録音・編集:若林大介 美術:金勝浩一 舞台美術:照井旅詩 音楽:籔中博章 助監督:有馬達之介 プロデューサー:細野辰興・日下部圭子・杉山蔵人 製作:細野辰興・日下部圭子・杉山蔵人・オフィスキール

2015年|カラー|16:9|5.1ch,2.0ch|DCP,BD|143分 | ©2015 Tatsuoki Hosono/Keiko Kusakabe/Tadahito Sugiyama/Office Keel

123日(土)より新宿K’s cinema1210日(土)より名古屋シネマスコーレ他順次全国公開