『プリミ恥部な世界-ALL FILM VERSION』シンガポール美術館で開催中の 東京発現代アート展「Trans-Cool TOKYO」クロージング作品としてワールドプレミア上映!
東京文化発信プロジェクトのひとつとして、平成22(2010)年11月19日(金)から平成23(2011)年2月13日(日)まで、シンガポール美術館(SAM)で東京発現代アート展 「Trans-Cool TOKYO Contemporary Japanese Art from MOT Collection」を開催中だが、映画部門で『プリミ恥部な世界-ALL FILM VERSION』が栄誉あるクロージング作品として正式招待され、ワールドプレミア上映されます。
映画上映は12/10-18までの金曜と土曜。上映作品は、鈴木清順監督「オペレッタ狸御殿」12/10、坂部康二監督ドキュメンタリー「奈良美智と旅の記憶」12/11、坪田義史監督伝記映画「美代子阿佐ヶ谷気分」12/17、平岡香純&白井剛史共同監督「プリミ恥部な世界」は松本貴子監督 ドキュメンタリー映画「草間彌生~わたし大好き~」に続いて12/18 17:30よりクロージング作品として上映されます。
今回の展示、Trans-Cool TOKYO は、シンガポール美術館(SAM)と東京都現代美術館(MOT)の共催。4,000点にのぼる収蔵作品(MOTコレクション)から日本の若手 アーティストを中心に44点を選び、草間彌生、森村泰昌から、90年代後半、日本のアーティストがポップカルチャーの中でどのように自らの表現のアイデンティティを築いてきたかを展覧する。中心となるのは、村上隆、奈良美智以降の、90年代に発表をはじめた若手作家であり、情報化、後期資本主義下の価値の多様化の自由と不安の中で、揺れ動くアイデンティティや他者との関係を多様な手法で表現したアーティストたち。Trans‐Cool = Cool(かっこよさ、洗練)を越えて、というタイトルは世界に向けてアジアのアーバンカルチャー ― 新しいCoolを提案するにあたり、東京が一つの発信地になることを意味しているという。